コロナ禍の大学スポーツ|瀬戸整形外科クリニック|山陽小野田市の整形外科

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コロナ禍の大学スポーツ

先日、チームドクターをしている山陽小野田市立 山口東京理科大のアメフトの試合にゲームドクターとして参加してきました。




本来なら、中国四国アメリカンフットボール連盟の秋季リーグ戦を行う予定だったのですが、相手となる他大学チームが人数不足から棄権し、不戦勝となった為、練習試合となりました。試合は大きな怪我はなく終了し良かったのですが、新型コロナウイルス感染症が大学スポーツに与えた影響を痛感しました。

新型コロナウイルス感染症対策としてやむを得ない事ではありますが、昨年から大会の中止、部活動の一時禁止、勧誘活動自粛の指示等があり、1~2年の部員が少なくなっています。アメフトは人数がチーム力に大きく影響する為、来年以降はさらに参加大学が減るなど苦境が予想されます。

ただ、昨シーズンは軒並み中止となった公式戦も順次再開出来ており、明るい兆しも見えてきます。国民全員がマスクなどの感染予防をきちんと行っていますし、ワクチンの接種率も上昇した事から、第5波では重傷化率や致死率は著明に減少しました。(第59回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議資料によれば、第4波の致死率2.8%に対して、第5波の致死率は0.2%となっています)
治療薬の開発・普及も進みつつあり、もう少しで安心して学業やスポーツを行える時代になるのではないかと思います。

山口東京理科大アメフト部にとっては、11月の公式戦が2部リーグの決勝戦となります。これまでの部活動の集大成として、日々の筋トレや練習の成果を発揮して頑張って頂きたいと思います。

日本整形外科学会専門医・日本手外科学会専門医 瀬戸信一朗
瀬戸整形外科クリニック
院長
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