
骨折とは、文字どおり、骨が折れるor骨にひびが入った状態です。
骨折との見分けがつきにくいケガの一つに、「打撲(だぼく)」があります。
転んだり、頭部や身体を強くぶつけて痛みがあるとき、その症状が骨折なのか打撲なのか、見極めにくい場合も。
今回は、「骨折と打撲の違い」「骨折or打撲 症状の見分け方」について、お話しします。
目次
■骨折と打撲の違い
◎骨折=骨が折れるor骨にひびが入った状態
骨折とは、骨が折れる(完全骨折)or骨にひびが入った(不全骨折)状態です。
◎打撲=皮膚・皮下脂肪・筋肉・毛細血管などがダメージを受けている状態
打撲とは、頭部や身体を強くぶつけ、皮膚・皮下脂肪・筋肉・毛細血管などがダメージを受けている状態です。一般的な言葉では、打撲は「打ち身」とも呼ばれます。
強くぶつけたことが原因で、打撲と骨折を併発する場合もあります。
■骨折or打撲 症状の見分け方 自分自身で見極めることは可能?
◎骨折はケガをした直後から、患部に強い痛みを感じることが多いです
骨折or打撲の見分け方についてですが、骨折はケガをした直後から、患部に強い痛みを感じることが多いです。
ケガをした直後の患部の強い痛みのほか、一般的に、骨折では以下のような症状が見られます。
[骨折したときに見られる主な症状]
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強い痛み
患部を動かしたときや体重をかけたときに強い痛みを感じることが多いです。何もしなくても、安静時に患部が痛む場合も。
患部を押したときに激しい痛みを感じるケースもあります(圧痛)。
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腫れ・内出血
患部の腫れ・内出血(あざ、皮下出血)が生じることが多いです。
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骨の変形
患部が変形(患部が折れ曲がる・ふくらむ・凸凹になるなど)することがあります。
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異常な動き
通常ではありえない方向に患部が動いたり、グラグラすることがあります。
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骨が折れた音・異常な音
骨折では、ケガをした瞬間に「バキッ」「バリバリ」「ポキポキ」などの骨が折れた音が聞こえることがあります。
骨が折れた瞬間のほか、患部を動かしたときや体重をかけたとき、「コツコツ」などの異常な音が生じることも(折れた骨同士がこすれ合っている音)。
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身体機能の障害
骨折が原因で患部周辺を動かせなくなったり、動かすのが難しくなることがあります。
{打撲と見分けにくい骨折も}
肋骨(あばら骨)のひび、すねの疲労骨折など、骨折の仕方によっては、強い痛みなどの症状が見られない場合も(ガマンできる程度の痛みを感じるなど)あります。
強い痛みが見られない場合もある上記のような骨折は、打撲と見分けにくいことがあります。
◎打撲は時間が経ってからの痛み・腫れ・内出血が主な症状です
骨折と打撲の症状を比べた場合、打撲の方が症状が軽いことが多いです。
一般的に、打撲では以下のような症状が見られます。
[打撲したときに見られる主な症状]
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時間が経ってからの痛み
打撲では、ケガをした直後よりも、ある程度、時間が経ってから患部が痛むことが多いです。打撲した場合は、時間が経った後に患部を押すと痛みを感じるケースが少なくありません(圧痛)。
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腫れ・内出血
患部の腫れ・内出血(あざ、皮下出血)が生じることが多いです。
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患部が熱い
強くぶつけたことが原因で炎症が起き、患部に熱を感じることがあります。
【ケガをしたときは整形外科で受診を】
今回は、「骨折と打撲の違い」「症状の見分け方」について、ご説明させていただきました。
身体を強くぶつけたとき、ご自身では、そのケガが骨折or打撲、どちらなのか見極めにくいこともあります。ご自身では単なる打撲(打ち身)だと思っていても、実は骨折していた… というケースも。
ご自身では見極めにくいこともあるため、ケガをしたとき(身体を強くぶつけたとき)は整形外科での受診をおすすめします(※)。
(※)頭部を強くぶつけたときは、できるだけ
早めに脳神経外科を受診してください。
