首のヘルニア「頚椎椎間板ヘルニア」について 原因・症状|瀬戸整形外科クリニック|山陽小野田市の整形外科

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首のヘルニア「頚椎椎間板ヘルニア」について 原因・症状


「手や足がしびれる…」

「うがいをするとき、首の後ろが痛む…」

「肩甲骨から肩までの強い痛みで眠れない…」


首の主な疾患の一つ、頚椎椎間板ヘルニア(頸椎ヘルニア)。


上記のような、手足のしびれ、首を反らしたときに痛む方は、頚椎椎間板ヘルニアの可能性も。


今回は、お悩みの方も多い首のヘルニア「頚椎椎間板ヘルニア」について、原因・症状をご説明します。


■頚椎椎間板ヘルニアとは


◎首の骨の椎間板が後方に飛び出し、首の後ろを通る神経を圧迫する疾患です

首の骨である頚椎の間には、クッションの役割をはたしている椎間板(ついかんばん)があります。


頚椎椎間板ヘルニアとは、何らかの原因によって首の骨の椎間板が後方に飛び出し、飛び出した椎間板が首の後ろを通る神経(頚髄、神経根)を圧迫する疾患です。


■頚椎椎間板ヘルニアの原因


◎加齢によって椎間板の水分が減り、椎間板が硬くなることで飛び出すケースが多く見られます

頚椎椎間板ヘルニアをひき起こす原因は、様々。


原因は様々ですが、加齢によって椎間板の水分が減り、椎間板が硬くなって柔軟性が失われることで、首の後ろに椎間板が飛び出すケースが多いです。


主に、30~50歳代の方に、加齢による頚椎椎間板ヘルニアが多く見られます。


◎首に負担がかかる姿勢・動作は、頚椎椎間板ヘルニアを発症しやすくなります

加齢のほか、以下のような姿勢・動作が常態化している方は、年齢に関わらず、頚椎椎間板ヘルニアを発症しやすくなります。


  • 首をうつむけたり、顎をつきだす姿勢で長時間、スマホやパソコンのモニターを見ている方(スマホ首、ストレートネック)

  • デスクワークや手仕事で、首を下にうつむける姿勢を取り続けている方

  • 仕事などで、上を見る動作(首を反らす動作)をくり返している方

  • スポーツやウェイトトレーニングなどで、重い物を持ち上げることが多い方


■頚椎椎間板ヘルニアの症状


◎首の痛みから始まり、手のしびれ、足のしびれ、肩甲骨から肩までの強い痛み…という様に進行していくケースが多いです

頚椎椎間板ヘルニアは、進行段階により、以下のような症状が現れることが多いです。


多くの場合、椎間板ヘルニアは首の痛みから始まり、手のしびれ、肩甲骨から肩までの強い痛み、足のしびれ…と進行していきます。痛みが強くなると、眠れないほど痛くなることも多く見られます。


[頚椎椎間板ヘルニアの症状(進行段階別)]


初期


  • 首の痛み(うがいなど、首を反らす・見上げる動作をしたときに痛むことが多いです)

  • 肩の痛み

  • 肩甲骨の痛み


中期


  • 手のしびれ

  • 肩甲骨から肩までの眠れないほどの強い痛み

  • 腕のだるさ

  • 握力の低下


重度


  • 足のしびれ

  • 足のこわばり(足を動かしにくくなることが多いです)

  • 歩行障害

  • 頭痛

  • めまい

  • ふらつき


【首、肩、肩甲骨の痛み、手足のしびれがある方は、当院までご相談ください】


頚椎椎間板ヘルニアは、日頃の姿勢・動作が発症に大きく関わってきます。

眠れないほどの頸から肩甲骨、肩までの痛みに対しては、痛み止めやマッサージの効果が見られないことが多いですが、頸椎神経根ブロックの効果が高く、ぐっすり眠れるようになったとのお声をよくいただきます。注射に適切な処方やリハビリテーションを組み合わせる事で、早期の除痛や症状の改善が可能です。

首、肩、肩甲骨の痛み、手足のしびれなど、頚椎椎間板ヘルニアと思われる症状がある方は、当院までご相談ください。


瀬戸整形外科クリニック
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