入谷式足底板で身体の姿勢や動作をコントロール|瀬戸整形外科クリニック|山陽小野田市の整形外科

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入谷式足底板で身体の姿勢や動作をコントロール



足底板(そくていばん)とは、靴の中敷き(インソール)のことです。


当院では、身体の姿勢や動作をコントロールし、足から全身のバランスを整える「入谷式足底板(いりたにしきそくていばん)」を作製しています。


今回は、腰や膝、股関節に痛みがある方、スポーツのパフォーマンスを良くしたい方におすすめの入谷式足底板のご紹介です。


■現代人は「身体の姿勢・動作のバランス」が崩れていることが多いです


◎座り仕事・立ち仕事や運動不足、加齢などの原因により、身体の姿勢・動作のバランスが崩れるケースが少なくありません

現代人は身体の姿勢・動作(運動)のバランスが崩れていることが多いです。


バランスが崩れる主な原因はデスクワーク・立ちっぱなしの仕事のほか、運動不足、加齢、身体に合っていない寝具・椅子などが考えられます。


◎足底板の重要性

基本的に、現代人は靴を履いて外出します。運動時にも靴を履くことが多いです。


靴の中敷きである足底板は身体の姿勢や動作に深い関係があります。大切なのは、「足底部(足裏)のアーチ」をしっかり保持できる足底板を使うことです。足底板によって足底部のアーチを保つことで身体の姿勢や動作をコントロールしやすくなり、腰や膝、股関節、足首にかかる負担の軽減につながります。


■入谷式足底板のご紹介


◎テーピングやパッドを用いながら、お1人お1人に合った足底板を作製します

入谷式足底板は身体の姿勢や動作をコントロールしやすくするための靴の中敷きです。


広島県出身の理学療法士、入谷誠氏によって開発されました。


≪入谷式足底版ならではの特徴≫


『患者様お1人1人の姿勢・動作に合わせて作製する、オーダーメイドの足底版』


従来の足底板は足の形だけを見て、座ったり立ったりしたときの足型を取って作製します。


入谷式足底板はテーピングやパッドを用いて足の形を変化させたり、座位・立位でどのように足の形が変化するのかを理学療法士が確認しながら足底板を作製します。


身体の姿勢や動きを見ながら作製することにより、お1人お1人に合った足底板ができあがります。


入谷式足底板を中敷きとして用いることで足底部のアーチを保ちやすくなります。足底部のアーチを保つことにより、腰や膝、股関節、足首にかかる負荷の軽減につながるほか、靴を履いたときの日常生活(orスポーツ時)における身体の姿勢や動作をコントロールしやすくなります。


◎入谷式足底板がおすすめの方

以下のような方は入谷式足底板をおすすめします。


・歩くときに腰や膝、股関節、足首に痛みを感じる

・立つときに腰や膝、股関節、足首に痛みを感じる

・運動後に肩やふくらはぎの筋肉が張る

・姿勢や歩き方を改善したい

・スポーツのパフォーマンスを向上させたい


■入谷式足底板の作製の流れ


当院では、以下の流れで入谷式足底板を作製します。


1.診察


医師による診察を行います。


身体の痛みや姿勢のお悩みなど、日常生活・スポーツでのお困りごとをご遠慮なくすべてお話しください。

 


2.テーピング、パッドを用いた状態で姿勢や歩き方のチェック


医師の診察結果を基に、テーピング、パッドを足に貼った状態で患者様の姿勢や歩き方を理学療法士がチェックします。

靴を履いたときの様子を見るため、ふだんの靴を履いてご来院いただく、もしくは、使用している靴をご持参してご来院ください。

チェックの際は理学療法士がテーピング、パッドを数mmずつ綿密に調整しながら姿勢や歩き方を確認します。


3.足底板の作製


耐久性がある型抜きゴムを用い、患者様の足の形状に合わせて精密に研磨を行いオーダーメイドで足底板を作製します。


4.足底板を敷いた状態で姿勢や歩き方のチェック


診察から2~3週間程度で入谷式足底板ができあがります。足底板をお渡しする際はご来院いただき、理学療法士による確認・微調整を行います。


足底板を敷いた状態で姿勢や歩き方をチェックし、入谷式足底板を敷く前と敷いた後で動作時の痛みや違和感がどのように変化したかを確認します。


5.微調整

必要に応じ、コットンバンデージなどを用いて足底板を微調整します。


お渡しする当日、および、お渡しから約1週間経った後&必要に応じてもう1回、計3回ほどチェック・微調整を行います。


6.メンテナンス


入谷式足底板のお渡し後は必要に応じて理学療法士が足底板の不具合がないかを確認し、継続的にメンテナンスを行います。


【入谷式足底板で姿勢や歩き方の改善、スポーツのパフォーマンスの向上にアプローチ】


入谷式足底板は保険で作製できます(2枚目からは自費診療になります)。


靴の中敷きは姿勢や動作に大きく関係します。入谷式足底板を靴の中敷きに用いることで腰、膝など、身体の痛みの原因になる負荷の緩和につながるほか、姿勢や歩き方の改善、スポーツのパフォーマンスの向上を期待できます。


入谷式足底版をご希望の方・詳しく知りたい方は当院までお気軽にご相談ください。

瀬戸整形外科クリニック
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