訪問リハビリで感じること ~今年も暑い季節がやってくる~|瀬戸整形外科クリニック|山陽小野田市の整形外科

Instagram

〒756-0811 山口県山陽小野田市稲荷町11-20

トピックス TOPICS

訪問リハビリで感じること ~今年も暑い季節がやってくる~

こんにちは。今回ブログを担当します徳永です。よろしくお願いします。
今年は桜も早々に咲き、我がまち山陽小野田市の花、ツツジの開花も早かったです。
このコメントを書いているのは5月の下旬ですが・・・すでに夏日で暑い!!
とあるテレビのお天気コーナーでも今年の夏は例年より暑く。長くなるだろうとのこと・・・

前回のコメントでも書きましたが、私は主に訪問リハビリで利用者様のご自宅を伺っております。訪問リハビリは介護認定を受けている方が主に対象となります。その為高齢の方がほとんどです。そしてこの時期、毎年思うことがあります。それは・・・みなさん分接種が少ないこと!!
そこで、今回は脱水や水分摂取について利用者様にお伝えしていることをお話します。

まずは脱水とは体液(血液・リンパ液・消化液など)が失われ、必要な水分と電解質が不足している状態をいいます。健康を維持するためにも水分量を一定に保つ必要があります。

《高齢者が脱水症状を起こしやすい原因》
原因1.水分摂取が少なく脱水症状になる
 ・加齢により喉の渇きを感じにくくなる
 ・トイレが気になり水分摂取を控える人が多くなる
 ・食事の全体量が軽減する

原因2.体の中の水分を失い脱水症状になる
 ・腎臓の機能が低下するため
 ・水分を蓄える筋肉量が減るため
 ・利尿作用のある薬を飲んでいるため

”高齢者”って記入しましたが、若い方でも下痢や嘔吐、発熱やたくさんの汗をかいた場合は脱水を起こす可能性はあります。
この脱水症の予防は、日常生活の中でこまめに水分摂取をすることが大切です。
一度にたくさん飲んでも排泄させてしまい蓄えられないからです。一般的には1日1,200ml以上の水分摂取が望ましいといわれています。数字だけ聞くと多くないと感じる方もいらっしゃるでしょうが、水分を取るタイミングを習慣付けることをお勧めしています。
もしくは500mlのペットボトルを2・3本用意し、夜寝るまでに飲み干すこともお勧めしています。
自分自身がどのくらい飲んだのかわかりやすいです。
あと、果物やゼリーなどでの水分補給もお勧めしています。
水分摂取が苦になってもいけません。美味しく楽しく水分摂取をすることも大事ではと思います。
但し、糖分も含まれるので過剰摂取は禁物ですが。

最後にご自宅でつくる経口補水液をご紹介します。
水1,000ml + 塩小さじ1/2 + 砂糖大さじ4と1/2 ※お好みでレモン汁を加えてもOK

本格的な夏はもう少し先かもしれませんが、脱水は一年中起こりうるものです。
こまめな水分摂取を行い、健康的に過ごしていきましょう!!


作業療法士
徳永