認定リウマチ医による診療を
行っています
関節リウマチとは、免疫の異常により手足の関節に痛みや腫れが見られる疾患で、適切な治療を行わなければ、関節が変形してしまう恐れがあります。
当院ではレントゲン撮影や超音波検査を行い、認定リウマチ医による適切な治療を提供しています。
手にこわばりがある、関節が腫れているなど気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
このような場合はご相談ください
TROUBLE
- 朝の指のこわばり
- 服のボタンがかけにくい
- 指の腫れ
- ボタンが押しづらい
- 膝や足趾の関節の腫れと痛み
- ドアノブが回しにくい
- 家事や軽作業をする時に違和感がある
- 靴紐が結びにくい
など
超音波検査装置による診断
レントゲン撮影の他にも、
超音波検査を行います
関節の痛みや腫れがある場合、その原因を調べるために超音波検査を行います。
超音波検査によって関節滑膜炎や骨破壊、関節の近くにある腱の炎症の有無をリアルタイムで調べることができます。超音波検査による痛みはほとんどないため、患者様の負担を軽減した検査が可能です。
治療方法
処方
リウマチで最も重要になる治療です。患者様の症状に応じてメソトレキサートやDMARDs、ステロイド、生物学的製剤、JAK阻害薬などの処方を行います。関節の炎症を抑えることで痛みや炎症を緩和し、関節の破壊や変形を予防します。
リウマチの薬は副作用も多いため、当初は2週間毎に血液検査をし、副作用の確認を頻回に行います。
生活指導
炎症が生じている関節に過度な負担がかかると関節の破壊が進行してしまいます。
生活指導では、指に負担をかけない、同じ姿勢をとらない、椅子に座るようにする、重たいものを持たない、かかとの高い靴や硬い靴は履かないなど、患者様の症状に応じて全身と関節を安静にするためのアドバイスを行います。
理学療法
理学療法士が可動域訓練・筋力訓練・歩行訓練・運動療法の指導・姿勢指導・日常生活動作指導などを行います。手術後のリハビリでも、可動域訓練や歩行訓練、生活指導を行っています。
関節が固くなっている場合は、レッドコード等を用いた可動域訓練が有用です。
治療薬で関節炎を抑えながら、並行してリハビリを行うことが重要です。