変形性股関節症
変形性股関節症とは、何らかの原因で軟骨が痛み、すり減ってしまう疾患です。女性に多く見られます。
立ち上がり、歩き始めの股関節痛や、靴下が履きにくくなったり、長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなります。
単純性股関節炎
単純性股関節炎とは、幼児、学童期によく見られる股関節痛です。風邪を引いた後や、運動後に痛みが発生することがあります。
超音波検査で股関節に水が溜まっているか確認します。発熱があるなど、化膿性股関節炎の可能性が高い場合は、超音波ガイド下に水を抜いて検査を行います。
治療方法
CURE
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処方(鎮痛剤)
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超音波検査装置による経過観察
変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、軟骨の老化や肥満、遺伝などによって、立ち上がり、歩き始めの膝関節痛や、膝の腫れ、水がたまる疾患です。女性に多く見られます。
進行してしまうと変形が目立ち、膝が伸びず歩行が困難となることもあります。
膝半月板損傷
膝半月板損傷とは、膝関節の大腿骨と脛骨の間にある半月板が損傷することで、膝の痛みと引っかかりが発生する疾患です。
進行してしまうと水がたまり、急に膝が動かなくなることもあります。
偽痛風
偽痛風とは、症状が痛風に似ていることから付けられ、急性発症の膝の痛みと水がたまる疾患です。
痛風の場合は尿酸結晶によって起こりますが、偽痛風の場合はピロリン酸結晶によって起こります。
抜いた水を検査することで、確定診断を行います。
治療方法
CURE
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処方(鎮痛剤)
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装具療法(サポーター)
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関節液穿刺吸引
痛風
痛風とは、血液中の尿酸値が上昇することで尿酸結晶が生じ、腫れや痛みが発生する疾患です。
暴飲・暴食や肥満、激しい運動などが原因と考えられており、主に母趾の付け根(MTP関節)に症状が見られます。その他にも、足関節や足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節などにも症状が見られることがあります。
治療方法
CURE
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処方(コルヒチン、鎮痛剤)
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関節液穿刺吸引
外反母趾
外反母趾とは、母趾の先が人差し指の方に「くの字」に変形しており、歩行時に痛みが発生する疾患です。その突出部が靴にあたり炎症を起こすことで、靴を履いていなくても痛むことがあります。
つま先が細くなった靴やヒールの高い靴は、つけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
入谷式足底板が特に効果があります。お気軽にご相談ください。
治療方法
CURE
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処方
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装具
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生活・ストレッチ指導
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入谷式足底板