- 2 初回診察で行うこと
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1.「変形性膝関節症」の診断
問診:痛みの場所や程度、どのような動作で痛むのかを確認します。
レントゲン検査:膝の関節のすき間の狭まりや、骨の変形をチェックします。
超音波検査:関節に水が溜まっていないか、炎症や骨棘の有無を確認します。
2.クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)の適応を判断クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)の治療を行う場所に局所麻酔薬を注射します(テストブロック)。
注射前より、注射後の痛みが半分以下に改善した場合は、クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)の対象としています。
テストブロックの効果は数時間から1日程度です。
3.クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)の説明同意書や動画を使って、治療の様子や当日の注意点などについて説明します。
ご不明の点がございましたら、遠慮なくご質問ください。
ご家族がご来院されていない場合、スタッフよりご家族にお電話にて説明いたします。
4.ご予約クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)のご予約をお取りします(木曜午後・土曜午後)。
ご高齢の場合、治療日にご家族の付き添いをお願いすることがございます。
- 3 クーリーフ(末梢神経ラジオ波焼灼療法)治療当日
- 治療ベッドに仰向けになり、足を消毒後以下のような治療を行います。
ご予約時間から、およそ1時間でご帰宅いただけます。
1.局所麻酔治療部位に局所麻酔の注射を行います。
2.電極針の挿入超音波検査機器(エコー)を使いながら、治療部位に正確に針を挿入します。
3.ラジオ波照射低温のラジオ波を2分半流し、痛みを伝える神経を治療します。
1~3の処置を3~6か所に繰り返します。
4.院内待機待合室で15分待機いただき、体調に問題がなければご帰宅いただきます。
- 4 治療後の注意事項
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- 局所麻酔を使用しているため、1時間程度はふらつきによる転倒や気分不良が生じる可能性があります。できるだけご家族と一緒に行動をお願いし、帰宅後は安静をお願いします。
- 膝に貼ったテープは24時間後に外し、以降入浴可能です。施術部の皮下出血を避けるため、1週間は温めないようにしてください(長湯をしない、こたつやストーブで温めない)。
- 治療後数時間から数日の間、一時的に治療部位の強い痛みが生じることがあります。その際はお電話の上、診療日時間内にお越しください。