変形性膝関節症について|瀬戸整形外科クリニック|山陽小野田市の整形外科

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変形性膝関節症について

変形性膝関節症について

今回のブログの担当となりました、4月に入職しました理学療法士の向本です。
これから梅雨の時期に入りますが、体調管理には十分お気をつけ下さい。

私は理学療法士として働いている姉の影響を受けて、理学療法士になろうと思いました。

膝が悪く日々つらい思いをしている親戚に少しでも良くなってもらいたいので、最近は特に膝に関する理学療法について勉強しています。

そこで、今回は変形性膝関節症についてご紹介したいと思います。

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢になるほど罹患率は高くなります。
主な症状は膝の痛みと水がたまる(関節液が増える)ことです。

初期では、立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみ痛みが出現し、休めば痛みがとれますが、徐々に正座や階段の昇降が困難となります。
中期、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝も関与しています。
また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、すり減り、関節が変形します。

変形性膝関節症の治療や予防には運動療法が重要となってくるので、自宅でできる簡単な運動療法を紹介していきます。

☆膝の筋肉を鍛えるトレーニング
① 仰向けになる
② 鍛える方の膝の下にタオルや枕を置く
③ 膝の下に置いたタオルや枕を押す
④ 5~10秒そのままでいる(息は止めない)
⑤ 力を抜く

☆膝の裏の筋肉のストレッチ
① 仰向けになる
② 下図のように膝を完全に伸ばして股関節を曲げていく
  このとき、膝が曲がらないように意識する
③ 5~10秒そのままでいる
④ 力を抜く

最後に

今回は変形性膝関節症についてご紹介しました。
気になる症状などがございましたら、ぜひ当院にご相談ください。