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折れた骨の回復を早める! 交通事故などで負った骨折の治療は当院へ


交通事故など、強い衝撃を受けたときに起こり得る骨折。


前回のブログでは、交通事故で折れやすい骨の部位のお話をさせていただきました。


今回は、交通事故などで負った骨折の治療方法について、ご説明します。


■整形外科で行う骨折の治療方法


◎「整復」&「固定」が基本です

骨折に対しては、原則として、骨がくっつくまで待たなければなりません。


骨がくっつくまで待つのが基本ですが、骨が折れた場合、そのままにしておくと変な形に骨がくっつくなどの不具合が起きる可能性も。


変な形に骨がくっつくのを防ぐためには、折れた骨を整えて元の位置に戻し(=整復:せいふく)、固定することが重要です。


◎整復の方法

骨折に対する整復の方法は、主に以下の3種類が挙げられます。


[折れた骨を元の位置に戻す方法(整復の方法)]


  • 徒手整復


医師の手により、皮膚の上から折れた骨を元の位置に戻します。折れた骨がずれている場合など、痛みが予測されるときは麻酔をして整復を行うケースもあります。


  • 牽引による整復(介達牽引、直接牽引)


力がかかると骨がずれることが予測される場合は、折れた骨を正常な位置に戻すために牽引器具を使って整復を行うことがあります。


介達牽引(かいたつけんいん)では皮膚を切開せず、骨折箇所に巻いた包帯の上に牽引バンドを取り付け、引っ張って(=牽引)骨を整復します。


直接牽引(ちょくせつけんいん)とは、皮膚を切開し、直接、骨に牽引器具を通す牽引法です。骨に通した牽引器具(キルシュナー鋼線など)を引っ張り、骨を整復します。


直接、骨に牽引器具を通すため、直接牽引はより強い力で持続的に骨折箇所を引っ張り続けられる点がメリットです。


  • 外科手術による整復(観血的整復)


複雑骨折など、骨片のずれが大きい・骨片が多い場合は、皮膚の切開を伴う外科手術による整復(観血的整復)を行うことがあります。


◎固定の方法

折れた骨を整復した後は、患部を固定します。固定は、以下のような方法が一般的です。


[折れた骨を固定する方法(固定の方法)]


ギプス(外固定)


石膏やグラスファイバーでできたギプスを取り付け、患部を固定します。


副木固定(シーネ固定)(外固定)


石膏やグラスファイバー、アルミニウムなどでできた副木(そえぎ)(シーネ)という板を取り付け、患部を固定します。


患部の腫れがひくまでの初期治療として、副木固定が行われることが多いです。


その他の固定方法(バストバンド、鎖骨バンド、三角巾など)


肋骨や鎖骨、肘(上腕)など、ギプスや副木を使いにくい箇所の骨折はバストバンド(肋骨)や鎖骨バンド、三角巾(肘(上腕))などで固定する場合があります。


外科手術による固定(内固定、創外固定)


複雑骨折や粉砕骨折など、骨片のずれが大きい・骨片が多い場合は、皮膚の切開を伴う外科手術による固定(内固定、創外固定(そうがいこてい))を行うことがあります。


内固定は皮膚を切開して直接整復を行った後、金属のピンやスクリュー、ワイヤーなどで折れた骨を固定します。


創外固定は皮膚を切開して金属のピンやワイヤーなどで折れた骨を整復し、皮膚の外(創外)で骨折箇所を固定します。


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固定期間中(骨がくっつくまでのあいだ)は、患部に必要以上の負荷を加えないことが重要です。


外科・整形外科などの医療機関では、骨折した患者様に生活指導(安静の仕方のアドバイス)を行う場合もあります。


■折れた骨の回復を早めるための機器「オステオトロン」のご紹介


◎超音波の作用により、骨折の治癒期間を約40%短縮する効果を期待できます

瀬戸整形外科クリニックでは、折れた骨の治癒期間を早めるために、超音波骨折治療機器「オステオトロンV」による治療を行っています。


これまで、骨折の治療は骨がくっつくまで待つしかありませんでした。


待つしかなかった骨折の治療ですが、オステオトロンVを用いて骨折箇所に低出力パルス超音波を照射することで、骨折の治癒期間を約40%短縮する効果を期待できます。


骨折の治癒を早めるためのオステオトロンVについては、ブログにてご説明しています。併せてご参照いただければ幸いです。


【交通事故で骨折した方、骨折の治癒を早めたい方は当院までご相談ください】


山口県山陽小野田市の瀬戸整形外科クリニックでは、以下の精密機器を用いて検査を実施しています。


  • レントゲン
  • 骨密度測定装置(DEXA)
  • 超音波診断装置(エコー)
  • 神経伝導速度診断装置

様々な機器を用いて検査することで、骨折を含め、筋肉や靭帯、腱などの軟組織の状態も診断可能です。


今回ご紹介した超音波骨折治療機器「オステオトロンV」に加え、当院では以下の機器による物理療法を行っています。


  • 電極療法(SSP)
  • 低周波療法
  • レーザー療法
  • トクラー(テクトロン)
  • マイクロウェーブ
  • 過流浴(バイブラ)
  • ウォーターベッド
  • エルゴメーター
  • 牽引器(牽引+ホットパック)

交通事故で骨折した方、骨折の治癒を早めたい方は当院までご相談ください。診断・検査を行い、患者様に適した治療方法・リハビリをご提案させていただきます。


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