骨粗鬆症で骨折!?
4月に入職しました理学療法士の米加田(めかた)です。
スポーツ観戦が趣味で、特に野球やサッカーが大好きです。
さて、話は変わりますが、皆さんは骨粗鬆症についてご存知ですか?
骨は成長終了後、古い骨が破骨細胞によって吸収(骨吸収)され、新しい骨が作られる(骨形成)リモデリングという新陳代謝を生涯繰り返しています。骨形成と骨吸収のバランスが保たれていると骨量は維持されますが、バランスを失うと骨量が減少して骨粗鬆症を発症します。
また、骨粗鬆症になるとつまずいて手や肘をついた、くしゃみをしたなどのわずかな衝撃による骨折や原因がはっきりしない骨折を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
「いつのまにか骨折(圧迫骨折)」をしている場合もあるかもしれません。転んだりしてないのに腰が痛い感じがする、背中が丸くなった気がするなどの心当たりはありませんか?もしかしたら、背骨の椎体がスカスカになって骨折し、骨が変形しているかもしれません。
ここでは骨粗鬆症の予防について紹介いたします。
☆ビタミンDを摂ろう!
カルシウムが骨を強くすることは広く知られていますが、ビタミンDの摂取によりカルシウムが吸収されやすくなることを皆さんはご存知でしょうか?
丈夫な骨を作るためにも、カルシウムとビタミンDを合わせて摂りましょう。
ビタミンDは魚類(イワシやサケ)やキノコ類に多く含まれています。また、ビタミンDは紫外線を浴びることによって作られるため、適度に外に出るようにしましょう。これからの時期は暑くなるため水分補給も忘れないようにしましょう。
☆骨が強くなる!片足立ち運動!
片足立ちをすることによって骨に刺激が伝わり、骨が強くなります。
① 片足を床から5cm程度上げます
*不安がある方は手すりや棚など動かないものを持って行いましょう
② そのまま1分間止めましょう
③ 反対の足も同じように行っていきましょう
1日に3回行うと効果的です!
最後に
今回は骨粗鬆症の骨折と予防についてご紹介しました。
当院では、骨粗鬆症の検査も行っていますので、気になることがあればぜひご相談ください。