腰痛症
腰痛症とは、腰痛を引き起こす様々な疾患の総称です。成長や加齢、腫瘍などによって腰に痛みが発生します。
問診や診察、レントゲン、必要に応じMRI(他院紹介)などを行い疾患の特定・診療を行い、診断に応じた治療を行います。
ぎっくり腰
ぎっくり腰とは、急に腰に痛みが発生することで使用される名称です。主に、前屈で重いものを持った後に痛みを感じたり、腰を前後屈したりすることで痛みを感じます。その他にも、朝起きた直後に痛みを感じることもあります。
当院ではぎっくり腰に対して、体操療法を行っています。その場で改善を認めることも多く、患者様に喜ばれています。
腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨をつなぎ、クッションの働きをしている椎間板の一部が出てきて神経を圧迫することで、片側の臀部から下肢にかけての痛みやピリビリとしたしびれが発生する疾患です。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなると言われています。
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、 加齢や疾患によって変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などによって神経が圧迫されることで、立ち続けたり、歩き続けたりすることができない疾患です。
腰の痛みは少なく、安静にしている時にはほとんど症状が見られないのが特徴です。
腰椎圧迫骨折
腰椎圧迫骨折とは、典型的には尻もちをついた後から、寝起きの際の強い腰痛が発生する疾患です。
骨粗しょう症がある場合、尻もちなどの原因がなく自然に骨折する「いつのまにか骨折」を生じることもあります。放置すると背骨がつぶれて曲がってくるため、適切な大きさのコルセットを装着し、骨粗しょう症の治療を行うことが重要です。