瀬戸整形外科クリニックの関節リウマチ・骨粗しょう症|山陽小野田市の整形外科

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〒756-0811 山口県山陽小野田市稲荷町11-20

関節リウマチ・骨粗しょう症 RHEUMATOID ARTHRITIS

節リウマチについて

認定リウマチ医による診療を
行っています

関節リウマチとは、免疫の異常により手足の関節に痛みや腫れが見られる疾患で、適切な治療を行わなければ、関節が変形してしまう恐れがあります。
当院ではレントゲン撮影や超音波検査を行い、認定リウマチ医による適切な治療を提供しています。
手にこわばりがある、関節が腫れているなど気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

このような場合はご相談ください

TROUBLE

  • 朝の指のこわばり
  • 服のボタンがかけにくい
  • 指の腫れ
  • ボタンが押しづらい
  • 膝や足趾の関節の腫れと痛み
  • ドアノブが回しにくい
  • 家事や軽作業をする時に違和感がある
  • 靴紐が結びにくい

など

超音波検査装置による診断

レントゲン撮影の他にも、
超音波検査を行います

関節の痛みや腫れがある場合、その原因を調べるために超音波検査を行います。
超音波検査によって関節滑膜炎や骨破壊、関節の近くにある腱の炎症の有無をリアルタイムで調べることができます。超音波検査による痛みはほとんどないため、患者様の負担を軽減した検査が可能です。

治療方法

処方

リウマチで最も重要になる治療です。患者様の症状に応じてメソトレキサートやDMARDs、ステロイド、生物学的製剤、JAK阻害薬などの処方を行います。関節の炎症を抑えることで痛みや炎症を緩和し、関節の破壊や変形を予防します。
リウマチの薬は副作用も多いため、当初は2週間毎に血液検査をし、副作用の確認を頻回に行います。

生活指導

炎症が生じている関節に過度な負担がかかると関節の破壊が進行してしまいます。
生活指導では、指に負担をかけない、同じ姿勢をとらない、椅子に座るようにする、重たいものを持たない、かかとの高い靴や硬い靴は履かないなど、患者様の症状に応じて全身と関節を安静にするためのアドバイスを行います。

理学療法

理学療法士が可動域訓練・筋力訓練・歩行訓練・運動療法の指導・姿勢指導・日常生活動作指導などを行います。手術後のリハビリでも、可動域訓練や歩行訓練、生活指導を行っています。
関節が固くなっている場合は、レッドコード等を用いた可動域訓練が有用です。
治療薬で関節炎を抑えながら、並行してリハビリを行うことが重要です。

粗しょう症について

特に65歳以上の女性は、
骨粗しょう症(骨がもろくなる病気)のリスクが高くなります

骨の密度は年々減少していきますが、密度が一定以下になると、骨折するリスクが高くなります。
当院では、日本骨粗鬆症学会ガイドライン(2015)で推奨されている「DXA(dual-energy X ray absorptiometry)法」を用いて腰椎・股関節の骨密度を測定し診断、また治療効果を判定しています。
検査をご希望の方は、受付でお申しつけください。

密度が減少している場合は、食事や運動などの生活指導を行い、すでに圧迫骨折などを生じている場合や骨密度が非常に低い場合は薬での治療を行います。
近年、骨粗しょう症の治療薬は進歩しており、1ヶ月に1度飲むだけの薬や、半年に1度注射するだけの薬などもあります。薬剤の効果、腎障害などの有無に応じてできるだけ負担が少なく、効果のある薬剤を選択しています。

このような場合はご相談ください

TROUBLE

  • 前より身長が低くなった気がする
  • 転びやすくなった
  • 背中や腰が曲がってきた
  • 歩きにくく感じる
  • 背中や腰に痛みを感じる
  • 歩く時に違和感がある
  • ちょっとしたはずみで骨折した

など

治療方法

処方

副作用が少なく、効果の高い薬剤が開発されてきています。
骨粗しょう症には骨が壊されやすいタイプと、骨が作られにくいタイプがあり、血液検査で確認します。年齢や合併症なども加味して、ビスホスフォネートやビタミンD、SERM、副甲状腺ホルモン注射、半年に1回の注射(プラリア)などの処方を行います。
骨粗しょう症の薬を飲んでいる場合、歯を抜くと合併症が多くなることがあります。歯科の治療中の方はお申し出ください。

生活指導(運動・食事)

骨粗しょう症の予防は「栄養」と「運動」が大切です。
骨を作る為には、特に「カルシウム」と「ビタミンD」が必要で、カルシウムのおすすめは毎日牛乳を200mℓ飲むことですが、難しい場合はチーズなどの乳製品、小魚、大豆製品、海藻などで摂取するようにしましょう。ビタミンDは魚や卵黄、きのこに含まれ、日光浴でも生成されます。
運動では、週3回30分のウォーキングや、階段昇降・ジャンプ・踵落としで骨密度増加作用が高いと言われています。運動による転倒回数の減少や骨折予防の報告もあり、運動の実用性は証明されています。